業界一の渉外管理室


1999年12月16日    

 新宿区に本社がある窯業関係のT・S社、来客への対応の悪さでは業界一と評判。
一昨年グループ のT社が利益供与事件で社会問題になった後、総務部が廃部となり渉外管理室に変わった。

受付は無人化したタッチパネルの取り次ぎで応対し、担当者は電話ごしに 「社長命により株主以外の人とは会わない。 また株主でも場合によっては会わない。」 と機械的に言うだけである。 理由を聞くと、同じく「社長命」だと言って憚らない。

過日、グループのT社が、お客様とビデオデッキの修理に関して、トラブルを起こし最終的に、渉外管理室が対応したが、その時に電話で応対した担当者の威圧的なやりとりをテープに盗られて、当事者のホームページ上に、音声付きで公開された。

その結果、マスコミを巻き込んでの大騒動に発展し結局、副社長が当事者の住んでいる九州までわざわざ出向いて謝罪し、大恥をかいた経緯があった。

T・S社 渉外管理室の対応の仕方は、前記のT社と全く同じである。
同じグループとして統一した指導を受けていると思われるが、将来に問題を孕んだ窓口である。
しかし他の企業間では、この様な対応に批判的な会社があるのも事実である。

「羮(あつもの) に懲りて膾(なます) を吹く」 
経営トップ陣は、この様な実態を知っているのだろうか?

「ご参考」     経団連企業行動憲章 実行の手引き

3. 株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを行い、企業情報を積極的かつ公正に開示する。