(平成11年6月21日)

味の素事件の 和田 高明(論談) に石神氏証言する


 平成11年6月21日 午前10時より東京地裁 426号法廷において 味の素・元課長 石神被告の22回の公判がひらかれた。

その弁護側による被告人質問の概略である。
なお詳細については後に3回予定されている主尋問後に石神氏本人より投稿してくれる予定である。

まず味の素の資金の流れについて、石神氏自身の怪我の後遺症に対する一時金、年金、株等の取引によって得た資金があり、味の素には、もともと資金が用意されていなかったことから、石神氏の立替からはじまり、事件に問われているお金も立て替え分で、味の素から補填について無視されたことから、石神氏自身のお金であること、メルシャンからも年間 2000万円の対策費が届けられ、事件のあったとされる12月にも 500万円届けられ 山口嬢も同様の証言をしていることから、事件のあったとされる時の、お金が味の素の会社の計算で出されているとは断定できないことを述べた。

次に平成7年に開催された株主総会は味の素、メルシャンの役員からの指示により、いわゆる総会屋と、綿密な打ち合わせの上での計画された株主総会であったと発言。
その時の質問内容等 事前に会社側も一部の役員は認知していたし、質問作成に石神氏自身も参加していたことを証言した。

次に名和氏については全く総会活動をしていない民族運動活動家であり、石神氏の古くからの友人で、メルシャン元副社長山縣氏への、女性紹介の経費及び謝礼であることを、自身の公判においても述べ、直ちに弁護側から名和氏の高裁での公判記録の証拠採用申請が行われた。

次に当会 和田高明氏に対する証言では、世間的に 論談同友会は総会屋集団といわれているのは間違いで、地方出身者の相互親睦会であり、株式を取得し株主総会で発言する会員もいるが,和田氏には全く投資以外の株付けはなく、総会屋とは認識していないことを明言し、何故事件になったかは全く心当たりもなく、むしろ警察に聞いてくれと証言した。

さらに和田氏へ渡したとされた 200万円というお金も、警察が石神氏の銀行口座から引き出している 200万円というお金と金額が一致している、という理由だけで、時期を決められてしまい、石神氏が他にも所有する銀行口座から、200万円というお金が別の時期にも引き出していることを捜査しておらず、警察のでっち上げであったことを証言した。

しかも株主総会の権利行使に関して、6月総会の場合、株付けを控えてもらうのは 3月末迄、出席を控えてもらうなら 6月総会前、出席しなかった謝礼なら総会の終了後、というのが総務の絶対的な常識であるとして、事件の 12月の金銭の趣旨というものをはっきりと否定した。

よって和田氏に対する金銭も新聞の購読料、中国図書館への寄付、祭りの寄付、そして情報料と証言した。 

ここで時間切れとなり、次回は同法廷で7月13日10時より引き続き被告人質問が継続されることとなった。