住友銀行により

百十年ののれん≠ヘ

        かくして引き裂かれた

     ―― イトマン抹殺の軌跡を

            法廷証言を交えて検証する ――

                野 木 昭 一 著

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目    次

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プロローグ                  (平成13年5月23日 掲載)
(1)親子三代にわたるイトマンとの繋がり
(2)事件の真相解明への励ましと本稿の執筆

第一章 天下のイトマン            (平成13年5月30日 掲載)
(1)大阪御堂筋と私とイトマン
(2)私のイトマンへの入社
(3)イトマンの生い立ちと発展

第二章 イトマンの経営危機          (平成13年6月6日 掲載)
(1)創業以来二度にわたる重大経営危機
(2)住友銀行会長堀田庄三からの緊急電話
(3)住友銀行常務河村良彦 イトマン社長に就任

第三章 大阪船場の奇跡・イトマン復配す    (平成13年6月13日 掲載)
(1)「売ってから買え」の大号令
(2)「中興の祖」河村良彦と(?)の萌芽

第四章 大阪地方検察庁の冒頭陳述書      (平成13年6月20日 掲載)
(1)冒頭陳述書の概要
(2)冒頭陳述書の問題点

第五章 川の流れが澱み始める         (平成13年6月27日 掲載)
(1)石油業転・つぼ八(居酒屋)事件
(2)新規事業の相次ぐ蹉跌

第六章 河村超ワンマン体制          (平成13年7月4日 掲載)
(1)異議ある者は船から降りよ
(2)「河村天守閣」(東京・南青山)築城の野望
(3)河村良彦の心の喝きと神・仏頼み

第七章 住友銀行のドン磯田一郎        (平成13年7月11日 掲載)
(1)超ワンマン・利益至上主義とその崩壊
(2)主力銀行としての機能の欠落
(3)休日の突然の辞意表明
(4)磯田対河村の礼賛から怨恨への豹変

第八章 マネー・ゲーム            (平成13年7月18日 掲載)
(1)膨らんだバブル経済
(2)無暴なエクィティ・ファイナンスと河村の野心
(3)中堅商社イトマン、金融業と化す

第九章 主役伊藤寿永光の登場         (平成13年7月25日 掲載)
(1)伊藤寿永光なる人物
(2)イトマンとの接点
(3)雅叙園観光の怪
(4)河村の伊藤寿永光へのご執心
(5)ひとり歩きする“平安閣の総帥”
(6)住友銀行と伊藤寿永光の癒着
(7)イトマン社内管理システムの瓦解

第十章 絵画取引と不正融資          (平成13年8月1日 掲載)
(1)絵画取引への磯田一郎長女の関与
(2)磯田一族へのイトマンの支援と腐敗
(3)「出来レース」の不正融資の実態

第十一章 河村乱脈経営とその破綻       (平成13年8月8日 掲載)
(1)自社株の大量取得と住銀離れ
(2)粉飾決算操作と自滅
(3)金でマスコミ操縦・河村路線のつまずき
(4)住友銀行OBの大活躍(?)

第十二章 河村良彦、十億円を業務上横領す   (平成13年8月15日 掲載)
(1)(株)立川(東京・繊維問屋)の経営権譲渡の密約
(2)「現ナマ」十億円の運搬と個人的費消
(3)繊維業界に対する裏切り行為

第十三章 嘘つき経営陣            (平成13年8月22日 掲載)
(1)平気で嘘をつく経営者
(2)イトマン元会長社葬の日の河村の経済講演

第十四章 マスメディアの報道合戦       (平成13年8月29日 掲載)
(1)住銀・イトマン事件の発端
(2)熾烈を極めたスクープ合戦

第十五章 Xデー遂に来る            (平成13年9月5日 掲載)
(1)真夏のいちばん長い日
    ──平成三年七月二十三日──
(2)河村良彦の初公判の日

第十六章 河村良彦ら三主役の公判       (平成13年9月12日 掲載)
(1)公判の傍聴
(2)公判における問題点
(3)参考人、容疑者、被告らの検事調書の任意性

第十七章 イトマン抹殺のシナリオ       (平成13年9月19日 掲載)
(1)「自力再建路線」の突然の崩壊
(2)御前会議なきポツダム宣言の受諾
(3)副社長(住銀出向)の奇怪な退任挨拶
(4)綿密に練られたシナリオ
(5)屈辱的合併発表の日
   ──平成四年九月十八日──

エピローグ                  (平成13年9月26日 掲載)
(1)判然とせぬ河村の動機
(2)プロパー経営陣の経営責任

あ と が き                (平成13年5月23日 掲載)
巻末 参考資料                (平成13年5月23日 掲載)