(平成16年1月8日)
差出人:
江戸川の予想屋
我が国の食肉流通業界は常軌を逸する利権がからんでいるという。
北海道の鈴木宗男や京都の野中や熊本の松岡や……。
大阪の太田房江知事は選挙の関係でハンナンの帝王に頭が上がらないということ
だ。
以下はご参考
溝口敦 『食肉の帝王−巨富をつかんだ男』 講談社:2003年5月
『同和利権の真相』 シリーズ1.2.3(別冊宝島Real)
一昨年のBSE事件で処分された国産牛肉について焼却されたぶんの補償金293
億円は国民の税金拠出なのである。
全国にある食肉倉庫の調査率は259倉庫のうち31倉庫の抽出検査というお手盛り
検査だったという。 さらに倉庫立ち入りの上の検品率はダンボール箱1000個につ
き80個というお粗末さとある。
おまけに焼却した全ダンボール箱の中身は業者の自己申告任せというものだからメ
チャクチャな世界だ。
アメリカ産肉99%の吉野家が「業界の離れ猿」扱いでメッタ打ちに遭うのも力関
係のなせる業であろう。
しかしこの問題で農水省は決定的に愚かな判断を下した。
若い人の牛丼需要というものは中年の役人が考えている以上に生活に密着している
のではなかろうか?
300円以下のメシで腹一杯になる牛丼は若者のライフスタイルに組み込まれたと
考えられる。
ドトール・コーヒーに行ってホット・ドッグ&コーヒーを注文するよりも安いの
だ。
お茶代より食事代の方が安いという新感覚を官僚たちは想像もできないのだろう。
つい去年まで「国産牛肉はBSEで汚染されていました。 草を食べて育つ輸入肉は
安全です」といわれてきた。
その輸入肉が今年から危険で、国産は「もう大丈夫」と言われても困る。
おまけに国産牛肉は値段が二倍以上も高い。
もし、もう一度日本のどこかで国産肉牛のBSE発症が話題になったらどうなるか
?
「俺たちをなめとるんか!」と怒った若者たちは日本の全ての牛肉にソッポを向い
て不思議でない。
|