これでもでしょうか?

(平成16年7月5日)
差出人:  花野三郎  

 みなさんこんにちは。 。 花野三郎です。 

1. 過去14年間の、法人税と消費税のうごき

大企業と中企業を含めた法人税、23兆9千億円が15兆円に、(8兆9千億円減) 消費税、3%の5兆8千億円から5%の11兆8千億円に、(6兆円の増税) 15年間で徴収した消費税は148兆円。 この間に減税された法人税は145兆円。

消費税が上がれば上がるほど法人税の方は減っています。  これでは年金目的税なんてのは信用できません。  ☆経団連の奥田会長が唱える16%、40兆円と動きは一つです。

2. 日本経済の歪み

 政府や財界は、企業負担を増やすと国際競争力がなくなるといいますが、わが国の 国民所得は約380兆円(2000年度)、うち企業の税負担は18.6兆円、社会 保険料の事業主負担は28.2兆円であり、「税と社会保険料」全体の負担は国民 所得比で12.3%にすぎません。 イギリス16%、ドイツ17.7%、フランス 23.6%など、ヨーロッパ諸国にくらべて、日本の企業負担はきわめて低い水準。

世界の主な資本主義諸国の中で、税金を納めても社会保障に返ってくる文が、 たとえば一万円の税金を納めて社会保障に返ってくるお金が、フランスは3200円 、イギリスなら4200円、ドイツだと4300円です。 ところが日本では 2900円しか返ってこないのです。

もう一つの歪みはお金の集め所です。 どこの国でも大企業は税金でも社会保障でも 大企業なりの負担をしています。 税・社会保険料の割合を国民所得比で見ると、 イギリス16%、ドイツ17.7%、フランス23.6%、これに対し日本は 12.3%で、日本は大企業負担が世界一軽い国になっています。

3. 労働条件の国際比較

☆労働時間/ ヨーロッパは7時間。  時間外労働はなく、サービス残業はない。
それで生活が成り立つように組まれている。  日本では8時間の他時間外手当も つかないサービス残業ざつづき、寝る時間もない。  だから過労死が頻繁に起こる。

この「過労死」、「サービス残業」、「単身赴任」などという言葉は日本だけのも ので、世界のどの国にもない。

☆有給休暇の国債費/ 日本は年間20日(ちぎれ休みをとり、平均10日程度しか とらない) ドイツは25日(企業協定で、夏4週間、冬2週間を一度にとる)。  フランスは30日(つづけて30日間を一度にとる)

失業保険給付期間の国債費/ ドイツは32ヶ月。 フランスは60ヶ月。  日本では退職後5ヶ月。  解雇でも最高11ヶ月。 そればかりか、企業には労働者 一人首を切るごとに90万円くれている。 こんな政府も世界にない。

ごらんのとおり、諸外国に比べて日本政府の企業優遇は過ぎるものがあり、労働者 にたいする冷酷さが浮き彫りになります。

4. これで国民年金払えるか

☆全国の就業人口と失業者数・率/ 総務省調査(03年7月29日発表)
就業者数=6千411万人 失業率=5.3%(361万人)

☆命守る健康保険料払えない岐阜県民(岐阜県社保協に聞く)
国民健康保険の資格証明書発行世帯 6,284、岐阜市 3,460
 同   短期資格証明書発行世帯 12,897 岐阜市 4,512
世帯数700,953(1世帯平均3.02人)の内 / 03年6月1日現在

☆全国のホームレス数25,296人 03年1〜3月調査(岐阜県庁に聞く)
東京都23区5,927、大阪市6,603、横浜市470、京都市624、
名古屋市1,788、愛知県2,121、静岡県465、岐阜県86、三重県46