(平成17年7月04日)
差出人:
不明
(株) アサツーディ.ケイ、取締役の横領事件を隠蔽。 6月29日に目安箱に掲載された 「私の在籍する (株)アサツーディ.ケイに国税庁の査察が入りました」 が社内に広まり、またクライアントおよびマスコミからの問い合わせが相次ぐ中、クリエイティブスタッフ全員を招集した緊急ミーティングが7月1日午後6時30分より11階大会議室で行われました。 これは事実上、村山雅彦取締役の横領事件に対する会社側からクリエイティブスタッフへの説明会でした。 この会で件の横領事件について語ったのは、村山取締役と共に横領に関与していたと噂される植村好貴CRセンター新プレジデント。 彼の話を要約すると以下のようなものでした。 (1) 村山雅彦取締役が担当したCM制作費の中に一部不正な金銭の取払いがあった。 しかし、その金銭は村山雅彦取締役が私的に着服したものではない、とほぼ判明している。 (2) アハバ音楽工房からの不正請求書を愛知万博の制作費で処理した件で私 (植村好貴氏) にも嫌疑がかけられているが、常にきちんと報告してきており私は潔白である。 (3) 今後もこの件はクリエイティブ計画局が責任を持って調査し、詳細が判明次第スタッフの皆さんにきちんと報告する。 こんな馬鹿な話が本当に通ると考えているのでしょうか。 まず (1) について。 アサヒ飲料のワンダCM制作費からの横領に関しては、国税庁調査第4部の調査官がCMの制作担当だったADKアーツの佐藤プロデューサーおよび玉置プロデューサーらを徹底的に取調べており、彼らの証言により村山取締役に還流した金額、横領の方法、使い道等が文書としてADK経営陣に報告されています。 両プロデューサーの証言から、金銭は村山取締役が私的に着服していると明確に判明しているにもかかわらず、植村氏は 「私的流用はなかった」 と虚偽報告しました。 この説明会には長沼社長も出席しており、これがアサツーディ.ケイの公式な見解とするならば、会社ぐるみで今回の横領事件を隠蔽していることになります。 今後は社員だけでなく株主にも虚偽報告するつもりなのでしょうか。 (2) について。 「アハバ音楽工房の不正請求書を愛知万博の物件で処理しました」 と村山取締役にきちんと報告したから私は潔白です、という意味ですか? 誰に報告したのでしょう。 それとも不正請求を処理したけれど、自分は現金を受け取っていないから潔白だ、という意味でしょうか。 それって横領の片棒を担いだことになりますよね。 植村氏の疑惑はまったく晴れていません。 いやさらに疑惑が強まりました。 (3) について。 横領の一端を担ったと噂されている植村氏が調査するのは、泥棒に泥棒の調査をさせるようなものです。 正確な調査をするためには、村山取締役一派 「植村氏・S氏・T氏・S氏」 さらに経営陣も排除した公正な第三者による調査会を立ち上げ、徹底究明すべきです。 調査範囲もワンダCM制作費の件だけでなく、疑惑の噂が絶えないアハバ音楽工房まわりの不正や、カンヌ国際映画祭の旅費関係も究明するのが上場企業として最低の姿勢です。 もし弊社が、上場企業として危機管理をきちんと行うならば、 ・ 早急に臨時株主総会を開き事実を株主に説明し、村山取締役を解任する。 ・ 村山取締役を詐欺および特別背任で刑事告発する。 ・ 横領した金額と、この件で会社側が損失した金額、およびこれまでに支払った役員報酬の一部もしくは全部を民事訴訟にて村山取締役に請求する。 ・ 第三者による公正な調査会を発足させ、不正・横領の嫌疑がある物件すべてを調査する。 (特にアハバ音楽工房の請求書はすべて点検する) ・ 村山取締役の取り巻き一派 「植村氏・S氏・T氏・S氏」 を直ちに更迭し、村山取締役が作った悪しき組織系統を分解する。 これは彼らが横領に関わっている、いないに関わらず、クリエイティブが公正公明な新体制になったとアピールするため。 ・ クリエイティブのトップに、公正・正義を志となすリーダーを立て、信用回復とクリエイティブの建て直しをはかる。 ・ 二度とこのような犯罪が起きないような組織・システムを導入する。 最低でも、上記の手順を直ちに取らなければなりません。 しかしながら、当社の経営陣はこの事件を隠蔽しようとしています。 マスメディアの皆さん、今後弊社がどんな動きをするか注目していてください。 皆様の注視によって、遅まきながら弊社経営陣が隠蔽をやめ、正しい行動を始めるかもしれません。 公正公明な対処こそが、株主と社員の利益にかなうものです。 横領は、犯罪であり。 犯罪を隠蔽することもまた、犯罪です。
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