(平成17年9月02日)
差出人:
不明
岐阜一区は燃えている。
泣き真似で同情票集めに精を出したかと思えば、選挙区にある自民党掲示板から小泉純一郎のポスターを引き剥がす。 それに代わって公明党の神崎代表のポスターを貼り付けるのである。
公明党の票欲しさとは言え、野田聖子サイドのなりふり構わぬ選挙活動である。 これは野田聖子自らが自民党に縁切り宣言をしたことに他ならない。 仮に当選したところで、自民党へは一生戻れない。 猫田一族にとっても、計算違いと言える聖子暴走の序盤劇と言えよう。
そこまでやるのは、そこまでやらなねばならぬ切羽詰まった事情もある。 佐藤ゆかりの追い込み急な昨今なのである。 そこで野田サイドから昔のパトロン野中広務にSOSが発信される。
「昔のよしみで助けて頂戴」 鬼だ蛇だと恐れられている同和大王も、昔の女に頼まれれば嫌と言うには躊躇いがある。 「しょうがない奴だな ・・・」 と、怒った振りをしながらも、早々に闇コネクションを作動させるのである。
金正日に労働新聞があるように、野中広務には週刊文春がある。 木俣正剛前編集長の父が、野中広務後援会長をやっていた関係で、文春イコール野中御用達の濃度は黒を超えて真っ黒クロスケ。 日本道路公団、前藤井理事長は 「正義の官僚」 のキャンペーンを張り続けたのも、野中の意向があったればこそである。
反小泉のためなら、ミミズをウナギだと主張することに、何の後ろめたさがあるであろうか。 猛烈に狂醜ぶりを発揮したのが、木俣率いる週刊文春だったのである。 余りの木俣のキチガイぶりに読者から抗議殺到、売り上げ減少、それに加えて政府関係CMの消滅と言う事態なる。 そこで遅きに失したのではあるが、文芸春秋社トップも木俣更迭をせざるを得ないことになったのである。
しかし、編集長が木俣から鈴木洋嗣に代わっても、小泉憎悪、野中マンセーのスタイルに変化はない。 オウム真理教の教主が麻原から上祐に代わっても、教団が発散する口臭に変わりがないのと同じ様なものなのである。
そんな折りに、佐藤ゆかりの不倫メールなる怪文書を、この世の終わりを告げるかのような大構成で、週刊文春が報じることになる。 公示直後の一大ネガティブキャンペーンである。 ここまでやるかは、もっとやるだろうの予感を増幅させる。 さらなる一手は、何なのか。 興味が尽きぬ岐阜一区の選挙模様である。
「ああいう奴が退陣しなければ日本の将来はない」 そう言ったのは、同和大王、野中広務である。 言った場所は、京都4区に立候補する田中英夫の出陣式。 ああいう奴とは、小泉純一郎を、日本とは同和一族を指している。 国政選挙の出陣式で、一国の総理をヤツ呼ばわり。 この様な意地汚い言葉を、平然と吐けるところが、同和大王の強みである。
部落利権、北鮮利権、道路利権、野中広務の力の根元が、小泉により次から次に壊滅の憂き目にあっている。 その上に、最後の利権である郵政までもが潰されるのである。 野中広務にしてみれば、堪ったものではないだろう。 「ああいう奴」 どころでなく 「あん畜生」 と言っても納まらないのが野中の心情。 八つ裂きにした上にブルドーザーで挽き潰したいような心境に違いない。
小泉の野中潰しは留まるところを知らないようである。 野中エリアである京都4区に、自民党公認候補として、中川泰宏JA京都中央会会長を擁立する。 この中川は、野中の側近であったことは衆知のことである。 その側近を、野中広務が後継者に指名した、田中英夫にぶつけてきた。
おのれ、小泉 ・・・・ 野中の胸中に猛烈な怒りの渦潮が出現したことは察して余りある。 未だかって、ここまで徹底的に喧嘩を売られた覚えはない。 同和大王、経世会大幹部、この大看板を前に、全ての政治家、団体がひれ伏し続けたものなのである。
野田聖子が遊説中に車に接触し、全治三日の傷を負ったという。 全治三日と言えば、擦り傷、切り傷の類なのであるが、ギブス着用の上、包帯完備で選挙民の前に姿を現す。 こんな辛い目にあっても 「聖子は頑張ってます」 の勝負姿を見せたいのだろう。 歌手の聖子ちゃん同様に、岐阜の聖子ちゃんの芝居気も相当なものなのである。
週刊文春が一大事と報じた佐藤ゆかり不倫メールの怪文書。 が、文春の念願叶わず、提灯記事を書く新聞は、夕刊フジや日刊ゲンダイのタブロイド紙のみである。 地に落ちた文春を象徴するような事象と言える。 選挙後、文春を待ち受けるのは自民党執行部からのきつい仕置きとなるだろう。 やられたことの倍返しは、小泉の常套手段。
週刊文春が、マスコミ界の亀井静香になる日は、そんなに遠くはないはずである。
|