(平成18年05月30日)
投稿者:
匿名
路面電車というと多くの人は昔のチンチン電車を連想するだろうが、現在の路面電車は全く趣を異にする。 不思議なことに我国では 「革新知事」 や 「革新市長」 が在任中に路面電車を廃止している。 保守系の首長が居たところでは路面電車はずっと残っている。 函館、広島、熊本、長崎などである。 最も悲惨だったのは美濃部知事のいた東京都。 網の目のように張り巡らされていた都電は現在では早稲田 〜 三ノ輪橋までの一路線だけが残っている。 だが、この線は元来の都電ではなく私鉄の王子電車だったのだ。 日本で最も古い路面電車だった京都市電も 「革新市長」 の手で見事に廃止されてしまった。 二番目に古い高知市電は私鉄 「土佐電鉄」 で、これは現在も残っている。 高知の人はこの電車を 「トデン」 というが、それは都電ではなく 「土電」 のこと。 さて、今日の様に排気ガスの公害に悩まされている東京都民にとっては、路面電車の復活は望ましい。 しかも、今日の欧州各国で運行している路面電車は、長いものでは7、8両連結で速度も時速60キロである。 そのような電車を運行するには、線路の土台から工事しなければならない。 大工事である。 そこで、談合で物議をかもしている土建業者を考えてみよう。 大都市での路面電車敷設工事は大小を問わず土建業者にとって救いの神となる。 無論、談合などを避ける為には入札制ではなくすべての業者を集めて公開の場で元請け、下請けを選別することが必要となる。 役人に任せておくと再びスキャンダルになるから、民間からも業者からも選任する委員会に強い権限を与えることなどが必要だろう。 しかし、そのような具体的な問題より、まず、路面電車復活の大前提を決めることが肝要である。 |